CASE STUDIES導入事例

大迫力の収蔵展示室 「魅せる収蔵庫」

兵庫県立 人と自然の博物館 様【文化財保存設備】

兵庫県立 人と自然の博物館 様

兵庫県立 人と自然の博物館様は「人と自然の共生」をテーマとした自然史系の博物館として1992年10月、兵庫県三田市に開館しました。開館当初からのポリシーである「思索し、行動し、提言する博物館」として、研究成果を自然環境の保全や再生、地域づくりへと繋げる試みを実施されています。
開館から30年という節目の年を迎えた2022年10月に「標本・資料の持つ価値を、すべての人とひらく」をコンセプトとした新収蔵庫棟「コレクショナリウム」を開館され、収蔵と展示を両立させた「魅せる収蔵庫」をはじめとする収蔵庫設備をクマヒラにて納入させていただきました。

RESULT

ご採用製品

収蔵展示室

新収蔵庫棟「コレクショナリウム」の中心的存在とも言える「魅せる収蔵庫」。展示面には鳥類のはく製や昆虫の標本がずらりと並ぶフォトジェニックかつ迫力のある展示となっています。
「魅せる収蔵庫」は壁面の一部がガラスとなっており、展示ケースのように内部を鑑賞することができますが、内装材として超高性能調湿建材「キュアライト」をご採用いただき、資料の保管に必要な温湿度管理を徹底することで収蔵庫としても機能しています。

収蔵庫

コレクショナリウム2階にある膨大な植物標本を収蔵するための収蔵庫設備も当社にて施工・納入させていただきました。
こちらは1階の「魅せる収蔵庫」とは異なり、床・壁・天井の6面を不透湿層で構築する一般的な収蔵庫の仕様となっています。さらに、仕上げ壁面に超高性能調湿建材「キュアライト」を採用することで収蔵庫内の湿度変動を緩やかにすることをサポートしています。

導入した製品