SOLUTION ACCORDING TO THE SCENEシーン別ソリューション

ミュージアム向け
ソリューション

作品・資料を『守る』空間の構築、施設内セキュリティの拡充

作品・資料の保管・保存をメインとした収蔵庫設備、展示物を守りながら見せる展示エリアの構築、さらには職員の管理負担軽減や安全確保のためのセキュリティの導入など、作品・資料だけでなく、人・施設全体を守るためのソリューションをご提供いたします。

クマヒラのミュージアム向けセキュリティ

SCENE 01

エントランス

博物館のエントランスでのセキュリティゲート導入事例

不特定多数の来館者に対応、安全かつスムーズな入館の実現

受付業務の効率化

フラッパーゲートによる入退場制御と、QRチケットシステムとの連携やカード回収機の設置により、受付業務を自動化・省力化できます。また、有料エリアと無料エリアのゾーニングにも活躍します。

効率的な監視・記録

エントランスに監視カメラを設置し、来場者やモノの様子を確認します。広範囲を撮影できる全方位カメラを使用することで、カメラ台数を削減でき、来場者に威圧感を与えることなく効率的に監視することが可能です。

手荷物検査の厳正化

ソフトターゲットを対象としたテロが脅威となっている現在、手荷物検査の重要性はますます高まっています。クマヒラは金属探知器や液体検査装置といったテロ対策製品を「威圧感を与えないデザイン」「スピーディーな検査」「容易な設置・撤去」をコンセプトに提供、安全・安心な運用をサポートします。

                

SCENE 02

展示室

展示室のイメージ写真

展示物を守りながら見せる

展示物に適した保存環境

来場者が鑑賞しやすく、ケース内の湿度や有害ガス濃度などの保存環境にも配慮した展示設備を展示物に合わせて製作いたします。気密性を持ったエアタイト式や免震・耐震装置付などの対応も可能です。 また、展示計画の立案や展示コンテンツの制作までトータルでサポートしています。

いたずら・盗難の抑止

博物館や美術館には貴重な作品・資料が多く収蔵されています。監視カメラを設置することで、いたずらや盗難の被害を記録するだけでなく、抑止効果も発揮します。

SCENE 03

収蔵庫

クマヒラの収蔵庫設備導入事例

収蔵品を守る空間の構築

文化財を守る空間づくり

収蔵庫の構築にあたっては、優れた吸放湿性能をもち、環境性にも優れた調湿建材キュアライトSを用いたギャラリーボールト工法を採用しています。

最適な収納設備設計

収蔵作品・資料の形状や保管方法にあわせた収蔵什器のご提案、運用の際の利便性にも配慮した什器設計を行います。

クマヒラの収蔵庫扉導入事例

火災発生時の収蔵庫内温度を80℃以下に抑える性能を有する収蔵庫扉を使用することで、文化財を火災から守ることができます。また、四方に取り付けられた防湿ガスケットにより、外部からの湿気の流入を防ぎ、収蔵品の劣化や万が一の災害から守る設備を構築します。

被災・劣化防止

入室制限と履歴の記録

収蔵庫内への部外者の立ち入りを防ぐことが可能です。また、入退室の履歴をとることで、「いつ」「誰が」部屋に入ったか分かるようになるため、内部管理も可能になります。入退室履歴や監視カメラと連携することで、よりセキュリティレベルの高い空間を構築することができます。

SCENE 04

バックヤード(事務室、学芸員室)

鍵管理方法のイメージ写真

セキュリティ運用で省力・省エネ化を実現

大量の鍵保管

収蔵庫や什器、展示ケース、事務所の扉など、美術館や博物館には大量の鍵が存在します。セキュリティキーボックスを使えば、これらの鍵をまとめて保管し、利用者の制限や履歴の記録をシステム上で行い、鍵の貸し借りを効率化することができます。

他設備連携による省力化

照明器具、エアコンなどの各種設備と入退室管理システムを連動させ、退室時は自動で電源オフ。電気や空調の点けっぱなしによるエネルギーのムダ使いを防ぎます。

CASE STUDIES

ミュージアムに関する事例紹介