VAULTS AND SAFE 金融機関向け設備
防盗金庫・耐火金庫
保管物に合わせた豊富なラインナップが揃う置金庫
1898年にクマヒラは金庫販売店として産声を上げました。それから1世紀以上にわたり、「お客様の大切な財産を守る」ためにノウハウを磨き続けてまいりました。クマヒラの金庫は時代の流れやニーズに合わせながら改良を重ね、高い技術力で信頼を得ています。

TYPE OF SAFE
金庫の種類
ABOUT PERFORMANCE TEST
性能試験について
防盗試験

金庫の防盗性能は業界団体である日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会によって定められた試験規格に準じて評価されます。内容物を多くの破壊攻撃から守るために厳しい基準が定められた試験は、用いる破壊工具の種類や試験内容により3種類に分かれています。
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TRTL【耐溶断・耐工具試験】
ガスバーナーによる溶断およびハンマー、ドリルなどの工具による破壊に規定の試験時間耐える防盗試験規格です。
数字は耐久時間(分)を表します。 -
TL【耐工具試験】
ハンマー、ドリルなどの大型の工具による破壊に規定の試験時間耐える防盗試験規格です。
数字は耐久時間(分)を表します。 -
TS【耐工具試験】
金庫破りに多いバールなどでの扉のこじ開けおよび施錠機構への攻撃に規定の試験時間耐える防盗試験規格です。
数字は耐久時間(分)を表します。
JIS耐火試験 JIS耐火試験/急加熱・衝撃落下併用

JIS(日本工業規格)で定められた耐火性能・耐衝撃性能の基準となる試験です。一定時間高温で熱し続け、内部温度の変化を確認します。急加熱・衝撃落下併用試験では加熱後高い場所から金庫を落下させ、破裂や破損程度を確認します。
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耐火試験
最高1000℃近くの高温で熱し続け、テストピースの変色・破裂などの有無を調べる試験です。一般紙と電子媒体で規格が異なります。
数字は耐久時間(時)を表します。 -
急加熱・衝撃落下併用試験
急激に高温度になる火災を想定した試験と火災時の建物の崩壊による2・3階からの金庫の落下や金庫上への落下物による衝撃等を想定して金庫の強度を確認する試験を併用して実施します。
表示の見方
日セフ連規格(業界規格)
防盗試験合格品
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耐溶断・耐工具
(TRTL)
60分 -
耐溶断・耐工具
(TRTL)
15分 -
耐工具(TL)
30分 -
耐工具(TL)
15分
防盗試験合格品

耐工具(TS)
15分
JIS(日本工業規格)
一般紙用
耐火試験合格品
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3時間耐火
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2時間耐火
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1時間耐火
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急加熱・衝撃落下併用
フレキシブルコンピュータディスク用
耐火試験合格品

1時間耐火
クマヒラの金庫の塗装はVOC対策品認定を受けています
クマヒラのJIS認定金庫は日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が定めた金庫塗装のVOC(揮発性有機化合物)対策品として認定されています。
環境対策にも考慮しているため安心してお使いいただけます。
日セフ連の定める金庫の有効耐用年数は製造後20年です
本体に充填されている特殊耐火材の中には水分が含まれており、この水分は長い年月を経ると気化してしまいます。
そのため、20年を経過すると本来の耐火性能を発揮できない恐れがあり、廃棄や買替えをおすすめしております。
金庫の廃棄をご検討の方は、こちらのサイトをご覧下さい。