SPECIAL DOOR 特殊扉
遮蔽扉
放射性物質の漏洩リスクをシャットアウト
ガンマ線・中性子線・陽子線などの各種放射線を外部に漏らさないよう遮蔽するための性能を備えた扉です。
放射線は医療・工業・農業など幅広い分野で活用されています。放射線を利用する施設ではその取扱いが規制されており、出入り口には遮蔽扉が必要となります。設置環境や運用に合わせ電動式やスライド式などの開閉方式にも対応しているほか、気密性能や水密性能を付加した扉の設計にも対応しています。
THE SCENE TO USE
利用イメージ
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研究施設
放射性物質を取扱う企業の研究開発施設や、大学の研究・実験施設などで放射線漏れを防ぐために設置されます。
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医療施設
放射線治療装置などを使用する医療施設では、厳重な管理区域を設けて放射線の漏洩を防ぐため、放射線量に合わせた扉が設置されます。
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廃棄物処理施設
研究施設や医療施設から排出された廃棄物を貯蔵・処理する施設においても放射線の漏洩を防ぐために設置されます。
LINEUP
ラインナップ
スイング式遮蔽扉
片開き扉と同じくスイング式に開閉する遮蔽扉です。
大型機械を搬出入するための扉開口寸法に対応するため、特大サイズでの設計・製作に対応しております。また、重厚な扉を支え確実に開閉するために重量ヒンジを採用し、高さ7.3m幅5.8m厚さ1.2m、扉の質量が約150トンという超大型の電動スイング式遮蔽扉の製作実績もあります。
スライド式遮蔽扉
敷設されたレールの上を開口に対して、横方向でスライド開閉する形式をとった扉です。
扉前の開閉スペースが確保できない場合などに有効な扉となっています。
ステップバック式遮蔽扉
扉枠面から直行する方向に敷設されたレールの上をスライドし、前後方向に開閉するステップバック方式を採用した遮蔽扉です。