CASE STUDIES導入事例

貴重な仏像や宝物を収蔵しながら展示する公開収蔵庫

室生寺 様【文化財保存設備】

室生寺 様

奈良県北東部の宇陀市に位置する室生寺は天武天皇の勅願により建立されたとされ1200年以上の歴史を持つ由緒ある寺院です。多くの寺が女性の立ち入りを許さなかった時代にも女性の参詣を認め、徹底した女人禁制を行っていた高野山に対し「女人高野」の別称でも親しまれています。新たに開館した寶物殿には国宝の「十一面観音菩薩立像」「釈迦如来坐像」をはじめとして多数の重要文化財が収蔵されています。これらを適切に保存するための環境を構築しながら、希少な仏様の姿を来館者にご覧いただくため、館内は収蔵庫の1面をガラスで間仕切った『公開収蔵庫』となっています。収蔵庫仕様の扉・調湿建材含む内装および収蔵什器をご採用いただきました。

RESULT

ご採用製品

公開収蔵庫 前室出入口扉

寶物殿は建物全体を収蔵庫として考え、通常の博物館施設では非公開である収蔵庫内部を、仏像や曼荼羅などが収蔵・保存される収蔵エリアと、来館者が立ち入り可能な観覧エリアに分けることで、来館者がガラス間仕切りを通じて収蔵物を間近で拝観することが可能となっています。
出入口に設置され来館者を迎える艶消し仕上げの収蔵庫扉は、寶物殿の厳かな雰囲気を伝えながら、万一の災害に備えるための優れた耐火・気密・防犯性能を有しています。

収蔵庫設備

寶物殿に多数収蔵されている国宝や重要文化財を間近にご覧いただくため、収蔵庫の1面は全面ガラス張りとなっています。
エアタイト構造となっている収蔵エリアは、不透湿構造に加えて内装に超高性能調湿建材「キュアライト」を使用しており保存環境を最適な状態に保ちます。観覧エリアからの空気環境による影響を極限まで抑えることで、文化財の保存環境を最良に保ちつつ貴重な文化遺産の美しさをありのままに伝えることが可能な空間となっています。

収蔵什器

来館者に向けて公開するだけでなく、収蔵庫として文化財保管の効率性や安全性も確保する必要があります。
保管する収蔵物に合わせた最適な形状のスチールスノコ棚とともに、地震などの際に棚から落下することを防ぐ落下防止ネットも併せてご採用いただきました。

導入した製品