CASE STUDIES導入事例

守りながら魅せる展示ケース

福澤記念館 様【展示ケース】

福澤記念館 様

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり」の書き出しで知られる『学問のすゝめ』の著者として有名な近代日本を代表する思想家・教育者である福澤諭吉が幼少期から青年期まで過ごした大分県中津市。
国指定となっている旧居に隣接して建てられている福澤記念館 様では、1階で時系列的に福澤諭吉の一生を紹介し、2階では福澤諭吉の様々な側面にスポットを当てて資料を展示しています。

BACKGROUND

導入の背景

展示計画の充実化に伴う展示ケースリニューアル

福澤記念館 様では来館者の増加を受けて資料の充実をご計画され、それに伴い従来の展示設備からより保存環境性に優れた展示設備を導入する計画が立てられました。
そこで、展示ケース内の保存環境を維持し調湿性に優れた高性能調湿建材「キュアライト」を用いた気密性の高い展示ケースについて当社にご相談をいただきご採用いただきました。

RESULT

ご提案製品

展示ケース・超高性能調湿建材キュアライト

ケース内部に超高性能調湿建材キュアライトを使用し、気密性を高めた構造とすることで、汚染因子の流入を防ぎながら高い調湿性能を発揮し、相対湿度を一定に保つことに貢献しています。
また、展示ケースに使用する照明・ガラス等にも配慮し、フロートガラスから高透過ガラスケースに変更するなど資料を本来の色調・形そのままに見せながら劣化を最小限に防ぐ保存条件を兼ね備えています。
設置後には展示ケース内に有害なガスが含まれていないか調べる空気環境調査や気密性能を測定する空気交換率試験を実施しています。

導入した製品