CASE STUDIES導入事例

国際イベントの保安検査をトータルサポート

2025年日本国際博覧会【セキュリティシステム】

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)

2025年4月13日~10月13日に、大阪・夢洲にて2025年 日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)が開催されました。国内外から多くの方が来場される大阪・関西万博では万全の警戒態勢が敷かれました。当社の製品では一般来場者が利用する入場口に液体検査装置、関係者用入場口にセキュリティゲート等が設置され、厳正な保安検査・入場管理が行われました。

BACKGROUND

導入の背景

安全かつ効率的な入場管理の実現

国内外から多くの方が来場される国際的なイベントである大阪・関西万博では、厳正な保安対策が求められます。不審な人物の不正入場や液体爆発物や可燃物の持ち込みを防ぐため、高い信頼性を有する当社のセキュリティゲート・液体検査装置をご採用いただきました。

RESULT

ご採用製品

液体検査装置 -LSR-HN1-

一般来場者が入場前に行う保安検査にて、手荷物で持ち込まれたペットボトル飲料のスクリーニング検査を行いました。これにより会場内での液体爆発物を用いたテロ行為を未然に防ぐ運用を実現しました。
今回採用された液体検査装置「LSR-HN1」はペットボトル容器を開封することなく液体の安全性を検査することができます。検査員は容器に触れることなく検査を行うことができるため、検査員の安全も担保した保安検査を実現しました。

セキュリティゲート -モバイルゲート-

関係者用の入場口にはパナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」と連携したセキュリティゲートを設置し、関係者は保安検査後、事前に登録した顔情報を用いて入場を行いました。生体情報を用いることで、厳正な入場管理を実現しました。 今回採用されたセキュリティゲート「モバイルゲート」は本体に運搬用のタイヤを備え付けている可搬式のゲートです。防水・防塵性能も備えているため、雨風にさらされた半屋外の設置場所でも安定した稼働ができました。

ⓒExpo 2025

導入した製品