柔軟なセキュリティシステムの構築

業務効率化と省力化、そしてセキュリティ性の向上

人手不足が叫ばれる昨今、八王子市役所 様においても入退室記録の記帳や夜間の防犯などの業務を省力・効率化したいとのご要望がありました。
また、そういった省力化へのソリューションだけでなく、館内外のセキュリティ性もより高めたいとのことで、総合的な提案のできるクマヒラにお声掛けを頂きました。

入退室管理システム

入退室管理システムを導入することにより、記帳する作業を省略化し、正確な履歴の管理を実現しました。
以前までは、市役所の他課の人が入室・退室するごとに入退室履歴帳簿へ記帳していましたが、カードリーダを設置しシステム化することで記帳の手間と不確実性をなくしました。また、鍵管理システムにより、IDカードでの本人確認及び鍵の貸出・返却を行えるようになりました。
操作履歴の記録により記帳の省力化はもちろん、個人ごとに鍵の取り出せる権限を付与することができたので、鍵管理のセキュリティ性も高めることができました。　

セキュリティゲート

市役所では夜間時にも行っている業務があるため、日中と夜間時で職員と来訪者の出入り可能エリアを分ける必要がありました。
その課題をシャッターの横にセキュリティゲートを設置し入室可能な人を制限することで解決し、夜間業務の省力化を行うことが出来るようになりました。
また、日中時には通常利用しているエレベーターや、開扉され通路となっている防火扉に入退室カードリーダを設置しました。
このことにより、日中はアクセスコントロールを行わずに行き来できる場所を、夜間時には市役所職員のみが利用できるようにし、セキュリティを構築することが出来ました。

ランガードSX-N3・ランガードSX-H2　

不特定多数の来客がある市役所内での防犯はもちろんのこと、屋外式カメラにより車両へのいたずら、器物破損といった事故防止・抑止効果のため防犯カメラシステムを導入しました。入退室や鍵の利用履歴と録画装置システムが連動することで、何か異常や設定されたイベントが発生した時に、マップモニタで異常発生時の画像が確認できるようになりました。そのことにより、管理者の迅速な対応が可能となり、負担が軽減されました。