CASE STUDIES導入事例

鍵の無人受渡しを実現する新しいシェアリングの形

Keeyls株式会社 様【セキュリティシステム】

Keeyls株式会社 様

平成27年(2015年)に株式会社KEY STATIONとして設立。鍵の受渡しにかかる手間をシステム化、自動化するソリューションを実現し、これまでにない新しいサービスや価値の創造、不動産をはじめとした遊休資産の有効活用を目指して取り組みを行っておられます。

RESULT

ご採用製品

シェアリング向け鍵管理装置

カードや暗証番号の認証により、利用者ごとの権限によって鍵の取り出しを制限し、自動で利用記録を残すことが可能です。また、ネットワーク機能を持ち、全国規模の鍵管理システムの登録や履歴を一元管理できることが特徴です。

Keeyls 様が検討されていたサービスモデルと、クマヒラの持つ鍵管理装置の機能がマッチしたことから、両社のシステム連動を行い、新たなサービス『KEY STATION』として各地で導入が進んでいます。

ADVANTAGE

鍵無人受渡しサービスのメリット

既存の施設を有効に活用した鍵の無人受渡し

コンビニやカフェといった既存の施設に、KEY STATIONは設置されています。シェアリングサービスの利用者は、事前にサービスの提供者とメールやWebサイトなどでやり取りを行い、鍵の保管場所や利用方法についての案内を受けます。
利用する際には、KEY STATIONが設置してある場所へ利用者が赴き、所定の画面操作や暗証番号の入力によって本人確認を行い、自身が利用する鍵のみを取り出すことができます。
受渡しに人を介すことがないだけでなく、KEY STATIONを設置する場所にも、人を誘引し集客に繋げるメリットが生まれます。

より簡単にシェアリングサービスを提供

シェアリングサービスにおいて、サービス提供者と利用者の間の鍵の受渡しは、長年の課題でした。
人対人による手渡しは、サービス提供者にとって大きな業務負担です。受渡しのために専門でスタッフを雇うにも、働き手不足、コストの問題もあり、サービスを始めようとする人にとって大きな壁となります。

Keeyls 様のサービスは、こうした問題を鍵管理装置によって解決。利用者が自身のみで鍵を受け取れるようにすることで、運用コスト・業務負担を大きく低減し、シェアリングサービスの提供をより簡単に行えるようになります。

システム連携により高度なサービスを提供

Keeyls 様が構築したWebサイトとクマヒラの鍵管理装置がネットワークを介して連携することにより、利用者へのワンタイムパスの発行や、サービス提供者への鍵の利用状況(取り出し、返却)の通知など、高度なシステムの実現に成功。

従来行われていたような郵便ポストを使った鍵の受渡しなどに比べ、高いセキュリティ性を持つだけでなく、運用・利用双方の利便性を向上させ、眠っている資産を有効に活用できるシェアリングサービスのハードルを大きく下げることができました。

導入した製品