CASE STUDIES導入事例

市有施設の利便性向上を実現

長井市役所 様【セキュリティシステム】

長井市役所 様

山形県の南部に位置する長井市は、大正時代に国鉄長井線(現:山形鉄道フラワー長井線)が開通し製造業を中心とする企業城下町として発展。近年は地域資源を活かし地方創生に積極的に取り組んでおられます。今回、市民の皆様が親しみを持って訪れる新庁舎内の会議室をはじめとした市内の様々な公共施設において、マイナンバーカードによる認証で施設利用ができるようクマヒラのセキュリティシステムGG-2を導入いただきました。

BACKGROUND

導入の背景

施設をスムーズにご利用いただけるセキュリティシステム

長井市では小中学校の体育館やコミュニティセンターといった施設を市民の方向けに夜間や休日に開放されていますが、一般利用においては、利用者が鍵の管理人の方に鍵を借りに行くか管理人自身が鍵の施解錠のため施設に足を運ぶ必要があり、利用者と管理人双方の負担が大きいことが課題となっていました。また、これらの施設のほとんどが避難所に指定されていますが、避難所開設の際に管理人の方との連絡・調整が必要であり開設までに時間を要することもありました。併せて、小中学校での来校者対応では、離れた場所にあることが多い来校者入口に職員室から職員の方が都度出向いて解錠する必要があり、こちらも職員の負担となっていました。 今回、対応者の負担を低減し施設のスムーズな利用を実現するクマヒラのセキュリティシステムGG-2をご採用いただきました。

RESULT

ご採用製品

セキュリティシステムGG-2

市民向けの施設において、マイナンバーカードを使った認証に対応したセキュリティシステムGG-2をご採用いただきました。利用方法として、当該施設の職員の方や決まった曜日や時間に定期利用する方は、市役所窓口でマイナンバーカードへの機能搭載の手続きをした後、市の担当者によりシステムへの利用者登録を行います。その後、施設管理者により入退室管理システム上で実際に利用する日時の権限を登録した上で、各施設の利用が可能になります。

さまざまな市有施設に設置

マイナンバーカード認証は、市内の小中学校8校のほか、5カ所のコミュニティセンターをはじめ市民体育館・保健センター・市役所会議室など15の施設・23扉でご利用いただいています。

ADVANTAGE

導入のメリット

施設利用・管理の業務効率化に貢献

小中学校体育館やコミュニティセンターの夜間・休日の定期利用時においては、鍵の受け渡しが不要となり、利用者と管理人の方の負担軽減に貢献。また、同施設を避難所として利用する際も鍵の受け渡しが不要となるため、迅速な避難所開設に貢献します。 小中学校の来校者については、出入り口付近のインターホンで職員の方が本人確認し遠隔解錠後に入室いただくことで、職員の方の負担軽減とセキュリティ向上につながります。 保健センターでは、警備システムのセット・解除がマイナンバーカードを使って行えるようになったことで、職員の方の業務効率化を実現しました。

利便性とセキュリティの向上を実現

施設の鍵が物理鍵の場合、鍵の受け渡しの課題のほか許可のない複製、紛失、申請外の利用、施錠忘れ等のリスクがありました。本システムを導入いただいたことにより、 鍵の受け渡しが不要となったことに加え、施解錠者の明確化やスケジュール施錠等が可能となり、利便性とセキュリティ向上を実現しました。

本システムを導入いただいて

マイナンバーカード認証による入退室管理システムで、市有施設の鍵の受渡が不要になったことによって、「施設利用時の負担が軽減されて良かった」と施設利用者や管理人の方からも好評を得ているというお声をいただきました。今後もセキュリティや業務効率化に貢献するサービスのご提案に努めてまいります。今回は、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

導入した製品