CASE STUDIES導入事例

水害を防ぐための設備を守る水密扉

国土交通省関東地方整備局 利根川下流河川事務所 様【特殊扉】

国土交通省関東地方整備局 利根川下流河川事務所 様

日本有数の河川である利根川下流にある十日川排水機場・相野川排水機場は、大雨や台風などの影響で川が増水した際に、支川の氾濫を防ぐため支川にたまった水をポンプで汲み上げ、少しずつ利根川へ流す重要な役割を担っています。

BACKGROUND

導入の背景

水害対策施設を守る水密扉・防水板

大雨などで利根川の水位が上昇すると支川への水の逆流を防ぐために水門が閉じられますが、水門を閉めたままにしておくと支川の水かさが増し氾濫する恐れがあるため、ポンプを使って支川の水を汲み上げ利根川へ少しずつ戻す必要があります。
水害を防止するための設備が浸水することを防ぐため、2か所の排水機場に水密扉・防水板が設置されることになりました。

RESULT

ご使用製品

水密扉 Cタイプ

排水機場の最重要部である排水を行うためのポンプ設備・モーター設備が浸水し、排水機能が停止して周辺地域で水害が発生することを防ぐために、設備室の出入口に水密扉が設置されました。
パッキンが圧着されることで浸水に耐えることができる軽量タイプの水密扉です。簡易なハンドル操作で水密性能を発揮します。

防水板 着脱タイプ

防水板は手動で設置する軽量の着脱タイプをご使用いただいています。
普段は出入口・搬入口として使用される場所であるため水密扉の据付が難しく、防水板を設置することになりました。
大雨や洪水が予想される際に都度設置し、重要部への浸水を防ぎます。

導入した製品