CASE STUDIES導入事例

最高クラスの水密扉

原子力発電所 様【特殊扉】

原子力発電所 様

発電設備を備え、発電を主目的に行う施設です。 発電装置と関連する設備、及び電気を消費者側に送出する送電設備から構成され、継続して安定した電力を供給し続ける休止できない施設です。

BACKGROUND

導入の背景

各施設の水害対策の見直し

東日本大震災で東北地方一体が甚大な津波被害を受けました。想定した以上の津波であったため、全国の各発電所ではこれまでの津波対策を見直すことになりました。
災害時の津波と浸水の高さを再度想定し直し、施設内各所の扉の水密性能を見直しました。また、設計通りの水密性能が保証された扉であることの確認が必要だったため、必要に応じて水密実験を実施し性能を確認を行いました。

RESULT

ご提案製品

水密扉Aタイプ

全国の発電所等の最重要施設へ多数納入しているスライド式や逆圧式にも対応可能な、最高クラスの安全性をもつ水密扉を納入しました。
設置環境によりハンドルをほとんど回転させることなくパッキンを扉枠に圧着させるテーパーカンヌキを採用したタイプ、ハンドルを回転させてしっかりとパッキンと扉枠に圧着させるエキセンタイプの2種類を使い分けています。また、必要に応じて実際に水密試験を実施し、水密性能の確認を行っています。浸水高さが56mまで対応、スライド式や逆圧式にも対応可能な水密扉となります。

導入した製品