NEWS RELEASE

ニュースリリース

クラウド型入退室管理サービス「SPLATS」提供開始

2021.03.30製品情報

当社は、クラウドを活用したサービス事業を開始し、その第一弾として月額課金方式のクラウド型入退室管理システム「SPLATS」の提供を2021年4月1日より開始いたします。


【開発の背景】

近年、ネットワーク技術の発達に伴って様々なサービスがクラウドを通じて提供されており、消費傾向においても「所有」から「利用」への変化をもたらしています。これまで幅広い業態・市場に入退室管理システムをはじめとするセキュリティのソリューションを提供してまいりましたが、この度スマートフォンなどを利用してどこからでもWebアクセスできるクラウド型のサービス提供や継続課金型の料金モデルによる「利用」ニーズに応えるため、クラウド上に構築するWebアプリケーションと専用のIoTデバイスを新たに開発し、月額課金方式の料金モデルを採用したクラウドサービス事業の第一弾として入退室管理サービス「SPLATS」の提供を開始します。


【製品概要】

SPLATSは、非接触カードリーダーや電気錠コントローラーなどの専用IoTデバイスを扉に設置し、クラウド上の専用管理サイトで個人ごとに扉の通行権限を設定することできめ細やかな入退室管理が行えます。
扉の制御には多くの入退室管理システムで採用されている電気錠方式を採用し安定性を高めるとともに、電気錠コントローラーとクラウド間の通信には個別の相互認証によるセキュアな通信を採用しています。また、万が一クラウドの通信に異常が発生した場合でも電気錠コントローラー内に保持したデータを使って扉の制御を行うことができる冗長性を高めた仕様となっています。クラウドサービス化により、従来PCへインストールして利用していた入退室管理ソフトがWeb上の専用管理サイトとなり、スマートフォンなどのモバイル端末からも利用できるため、様々な場所から各種設定や履歴の確認などを実施することが可能になりました。また、管理者による遠隔解錠操作にも対応しているため、コロナ禍で増加するテレワーク時のオフィスやシェアオフィスなど現地に管理者不在の運用シーンにも適しています。
月額課金方式の料金モデルを採用し、専用IoTデバイスのレンタル費や不具合時の保守・交換費用を利用料に含むことで、販売型のセキュリティシステムと比較して初期導入費用の大幅な低減や運用後のコスト平準化を実現しています。また、全国に展開する営業ネットワークと24時間・365日対応のコールセンターを活用し、導入からアフターフォローまで充実したサポートを提供します。


【特長】

■ 無線通信機能を搭載したコントローラーによるダイレクトかつセキュアなクラウド通信

■ PCだけでなく、タブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスから利用可能

■ 万が一のクラウド障害発生時でもコントローラー内のデータを使った扉の制御が可能

■ 入退室履歴の確認や登録が様々な場所から実施でき、管理者による遠隔解除操作にも対応

■ 月額課金方式による初期導入コストの大幅な低減と運用コストの平準化を実現

■ 全国の営業拠点および24時間・365日稼働のコールセンターによる充実のサポート体制


【今後の展開】

今後、鍵管理機やセキュリティゲートなどの自社製品のクラウドサービス対応を進めるとともに、様々な企業が提供するサービスやプラットフォームとの連携を強化し、クラウドサービス「SPLATS」を拡充していきます。



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