NEWS RELEASE

ニュースリリース

「液体検査装置LSR-HN1」発売

2021.12.01製品情報

小型・軽量設計により持ち運びが可能になったハンディタイプの「液体検査装置LSR-HN1」を2021年12月1日(水)より発売いたしますのでお知らせいたします。

【開発の背景】

昨今、海外では商業施設やイベント会場などでソフトターゲットを対象とした液体爆発物を用いたテロが発生しており、日本国内でも可燃性の液体や劇毒物が鉄道駅構内や電車内で凶器として使用される事件が発生するなど、テロ対策や公共安全に関するニーズは高まっています。当社は2016年に容器に入った液体の安全性を開封することなく瞬時に検知できる据え置き型の液体検査装置を発売し、これまでに全国の主要な空港をはじめとしてイベント会場などでも活用されてきました。据え置き型の場合、利用場所は基本的に保安検査場に限定されていましたが、駅構内や公園などに放置された不審な液体をその場で検査できる製品を要望する声が多く寄せられていました。 そこで今回、従来の据え置き型に比べ大幅な小型化・軽量化を実施し、バッテリー駆動方式を採用したハンディタイプを開発いたしました。これにより、不審な液体を「その場で」「迅速に」検査することが可能になります。近赤外線センサーを用いて危険な液体を検査するハンディタイプの液体検査装置として「液体検査装置 LSR-HN1」は国内初の製品です。

【概要】

「液体検査装置 LSR-HN1」は、小型・軽量設計により持ち運びが可能になった液体検査装置です。ペットボトルやガラス瓶など透光性のある容器に対応する近赤外線センサーを搭載し、約1 ~4 秒という短時間で容器内の液体の危険性を判定します。据え置き型の液体検査装置が空港の保安検査場などでご使用いただいているのに対して、本製品はバッテリー駆動方式のため、鉄道駅の構内や電車・バスの車内、空港の待合所、公園、街中など様々な場所で機動的にご使用いただけます。 不審な液体を見つけたその場で検査ができるため検査に要する時間が短くなるだけでなく、液体を持ち運んだり開封したりする必要がなく検査にあたる警備員や警察官の心理的負担の軽減にも貢献します。

【特長】

■ 小型・軽量設計により持ち運びが可能

■ 単三電池4本で駆動するため不審物が置かれた現場での検査が可能

■ 近赤外線センサーを用いて容器を開封することなく検査が可能

■ 約1~4秒で判定できる圧倒的な判定スピード

■ 自社開発・国内生産品

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