NEWS RELEASE
ニュースリリース
当社製品がJIDAミュージアムセレクションVol.27に選定されました
株式会社熊平製作所(本社:広島県広島市南区、社長:熊平 明宣、以下 「当社」)は、「ミュージアムケース ART CELLAR シリーズ」について、JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)が主催するJIDA デザインミュージアムセレクション vol.27 に選定されました。なお、当社では昨年度に引き続き2回目の選定となります。
ミュージアムケース ART CELLAR シリーズ

【概要】
文化財を「守る」技術と、その価値を「魅せる」美学。二つを研ぎ澄ました独立型展示ケースです。
気密性の高いエアタイト構造が外部環境を遮断し、内蔵されたファンと吸着フィルターにより有害ガスの濃度を低減。同時にケース内と調湿ボックスの空気を循環させて湿度を一定に保ちます。また、内部に美術館・博物館専用のクロスと有害ガス発生量の少ない厳選された部品を採用することで劣化要因の少ない理想的な展示環境が文化財を守ります。その静かな佇まいは、鑑賞の妨げとなる要素を削ぎ落としました。存在感を消し去ることで、鑑賞者の意識を作品との純粋な対話へと導き、その本質的な価値を静かに際立たせます。【選定委員による評価文】
この JIDA DMS のように、収蔵されるものは後世へ引き継がれるべく大切に保管していかなければならない。かつてのショーケースは、直接に触れられないように飛散防止ガラスで覆い人に見せるだけの役割であったが、収蔵品を劣化させずに保管していくために、気密にした上で、その環境に合わせて化学物質の吸着や湿度管理を実現している。収蔵品を「魅せる」ために、存在感を消しながら理想的な環境を実現させている。
【JIDAとJIDAデザインミュージアムセレクションについて】
JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)は、1952年に創立された国内最大のインダストリアルデザイナー(プロダクトデザイナー)約500名と賛助企業約80社を会員とした組織団体です。インダストリアルデザインの普及啓発を図り、その価値及び生活文化の向上と、産業の持続的な発展に寄与することを目的として活動しています。 JIDAデザインミュージアムセレクションは、国内で流通しているインダストリアルデザイン(工業デザイン)の中から、毎年JIDA会員や一般の方々の推薦と審査委員の投票・協議により審査し、「今、残すべき優れたデザイン」を選定します。今年度は354件の推薦の中から59点の優れた工業デザインが選定されました。 本セレクションは図録の発刊、展覧会、ウェブサイトを通じてデザインの普及、啓発を行っています。
※外部サイトへ接続します。
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