NEWS RELEASE

ニュースリリース

「金属探知器MDR-E」発売

2021.03.15製品情報

並列設置が可能になった「金属探知器MDR-E」を開発し、2021年3月15日(月)より発売いたしますのでお知らせいたします。

【開発の背景】

様々な場所でセキュリティの強化・テロ対策が求められるようになり、当社では液体検査装置や金属探知器といった隠匿物検知製品の開発に取り組み、2017年にシングルゾーン検知の「金属探知器MDR-S」、2019年にマルチゾーン検知の「金属探知器MDR-M」を発売してきました。 従来の金属探知器は、近距離で複数台設置すると、それぞれの機器から金属を検知するために発している磁気が干渉し、動作が不安定になる問題がありました。そのため、一定の距離をおいて設置する必要があり、設置できる場所が制限されてきました。この度、各機器の発する磁気が干渉しにくくなるアンテナ構造を新たに開発・採用し、従来の設置間隔の問題をクリアしたパネル型の「金属探知器MDR-E」を開発しました。

【概要】

「金属探知器MDR-E」は、パネル間を通過する人が所持している金属物を検知する機器です。隣接した複数通路の設置および通路幅(600mm~900mm)の調節が可能となり、既設の改札機やセキュリティゲートの通路幅に合わせて設置することができます。一般的な金属探知器が門型であるのに対し、本製品は天井部分のないパネル型を採用しており、利用者に圧迫感を与えません。また、マルチゾーン(3ゾーン)での金属検知機能により、検知したゾーンのLEDが点灯するため、検出箇所の特定が容易になります。101段階の検出感度が設定でき、設置環境や検出したい対象物に合わせて調整できます。さらに有線・無線LAN通信機能を搭載しWebブラウザで本体にアクセスすることで設定や動作状況の確認が可能です。

【特長】

■ 従来困難であった隣接設置が可能となり、省スペース化を実現

■ パネル型で天井部分がなく、圧迫感を与えないデザイン

■ マルチゾーン(3ゾーン)での金属感知が可能

■ 101段階での感度設定が可能

■ 有線・無線LAN通信機能を搭載し、Webブラウザで本体設定や動作状況の確認が可能

■ 自社開発・国内生産品

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